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ワオ!科学実験ナビ スタッフブログ

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熱中症

そろそろ熱くなってきましたので,今回は熱中症について載せます。
おそれる必要はありません
誰でもなる可能性があるので,原因や症状を知り,予防と正しい対応の仕方を
身につけておくことが大切です。
特に,屋外やエアコンのない体育館などでクラブ活動などをする人は気をつけ
ましょう。
環境省や日本赤十字の熱中症に関するHPにもリンクしていますので,そちらも
いっしょにご覧ください。

《症状》
【熱中症】
 高温や高湿の環境下で起こる全身の熱障害を熱中症といい,症状により
熱痙攣熱疲労体温調節機能障害を伴う熱射病に分けられます。

【熱痙攣】
 高温の環境下で作業や運動をした時などに起こる,痛みを伴った筋肉の
痙攣であり,吐き気や腹痛を伴います。
 大量の発汗があるのに水分を補給しなかったり,塩分を含まない水分のみを
補給したときに起こり,体温の上昇があってもわずかです。

【熱疲労】
 高温の環境下で,ことに蒸し暑いところで,疲労感,頭痛,めまい,吐き
気などの症状が認められます。
 大量の発汗による脱水症状であり,汗の蒸発による熱放散が不足するた
めに体温は上昇します。

【体温調節機能障害を伴う熱射病】
 高温の環境下で体温調節機能が破綻した状態をいいます。
 異常な体温の上昇と興奮,錯乱,痙攣,昏睡などの意識障害が特徴である。
 発汗の停止によって皮膚は乾燥し,手当が遅れればショックや細胞・臓器障
害に陥り,死亡することもあるので危険です。
                            (日本赤十字HPの熱中症よりより)

《熱中症の日常生活での予防》
・暑さをさける。
・服装に注意する。(皮膚表面まで気流が届き、汗を吸って服の表面から蒸発
させることができる)
・こまめに水分を補給する。(アルコールでの水分補給は効果なし。)
・急に熱くなる日に注意する。(7月下旬から8月上旬が要注意。)
・個人のその体調などを考慮する。(寝不足,下痢,風邪をひいていないか。)
・集団生活の場では,お互いに配慮や注意をする。
                                 (環境省HPの熱中症より)

《手当ての仕方》
・風通しが良い日陰や冷房の効いた所に運び,衣類をゆるめて楽にします。
・本人が楽な体位にしますが,顔面が蒼白で脈が弱いときには,足を高くした
体位にします。
・意識があり,吐き気や嘔吐などがなければ,水分補給をさせます。
 スポーツ飲料(塩分が含まれている)か,薄い食塩水などを飲ませます。
・皮膚の温度が高いときには,水で全身の皮膚をぬらし,あおいで風を送り体温
を下げます。
・皮膚が冷たかったり、震えがあるときには、乾いたタオルなどで皮膚をマッサー
ジします。
・このような手当をしても、熱痙攣や熱疲労の症状がおさまらないときは、できる
だけ早く医師の診療を受けさせます。
熱射病の症状があるときは、急いで医療機関に搬送します。
意識がないときは、一次救命処置の手順(ここをクリック)により手当を行います。

                              (日本赤十字HPの熱中症よりより)

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